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kokeshiyamadaのブログ(仮)

都内でフリーで働くおばちゃんのアジア旅の記録などなど 

「何しに海外に行くんですか?」こっちが聞きたいわ!

この1年は2-3ヶ月に1回の頻度で海外旅行に行っているため、取引先の人からこんなことを質問されることがある。

「旅の目的はなんですか? グルメ?買い物?」

「向こうにお知り合いがいらっしゃるんですか?」

いや、別にそういうわけじゃないんだけど…

目的といわれましても、わからないよ〜

 

もし、登山が趣味なら、有名なあの答えがあるじゃないですか?

「そこに山があるから」

 

でも海外旅行だと、そこまで有名な答え方、なくない?

私が知らないだけかな。

 

逆に聞きたい!私は私に。

いったいぜんたい何の目的があって海外に行くのか?と。

 

そら、明確な目的がある場合もあります。

例:ソンクランの時期にタイに行って水を浴びてくる。

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でも、それとて、ソンクランは表面的な目的であって、根本的な目的ではないのですな。

ここまで海外渡航がやめられない理由、自分なりに考えを巡らせてみました。

例によって3つあげてみます。

 

1. 今まで見たことがないものに確実に出会える

小さな子供を見ると、いつも羨ましさを感じます。

それは、彼らにとって世界は未知のもので満ち満ちているから(ダジャレじゃないよ)。

例えば、そこに犬がいるだけで「わんわん!わんわん!」と喜ぶし、電車が走っているだけでハイテンションになって車窓にかじりついたりするじゃないですか。

わたし、犬や電車でそこまでテンションあげられないよ。無理無理無理。

すでに多くのことが既知であり、たとえ未知のものであってもだいたい想定内です。「ああ、あれね」「あれのお仲間ね」って。

すっかり擦れ腐った自分にとって、いまだ子供のようにテンションを上げることができるの場所が海外なのです。

その街の建物を見るだけでも、スーパーマーケットに入るだけでも、

ヒャッハー!!!!

っていうテンションになれるのは、日本の外に出たから。

これから海外渡航が増えていけば、擦れ腐って「ふうん。世界遺産ね。例のパターンね」ってなるのかもしれないけど、まだまだイケる!はず。

未知の国に行けばいいんだから。

たぶん死ぬまでには行き尽くせないし、海外に飽きてきた頃には個人で宇宙に行けるんじゃないかと踏んでる。

んで、すべてに飽きたころに、満を持して三途の川を渡ればいいんじゃね?

と思っておるのです。 

 

2. 未体験のことに挑戦でき、達成感が味わえる

この件も子供を引き合いに出すとわかりやすいかもしれません。

例えば子供なら……

今日は靴下が履けるようになった。

一人で自転車がこげるようになった。

字が読めるようになった。

などなど、エブリデー達成感じゃないですか?(いや、知らんけども)

そら大人になってからも、仕事やら何やらで達成感は味わえますけども。

しかしながら、わたくしは同じ仕事を20年以上続けており(コピーライター)、たとえ新しい仕事であっても今までにやった仕事の応用なのであります。

やればできることなのであります。(そうでないと発注する側も困る)

だから達成感とて、「いつもの達成感」なのです。

 

そこで海外です。

挑戦といっても、別に命に関わることはしません。

わかりやすい例でいうと、「路線バスで目的地に行く」。

このレベルです。

現地の人に混じって料金を払ってバスに乗って降りる。

これだけのことです。

これだけでも、初めての土地であれば、すんごい達成感を得ることができます。

 

加えて、ここでのポイントは「心おきなく失敗できる」ということ。

仕事で何かにチャンレジするとなれば、失敗は許されない。

よしんばギリギリ許されたとしても、リカバリーが大変です。

 

海外一人旅なら、初めて何かをやって失敗しても、命がある限りは「ま、いっか」で済むのです。

今までに海外でやらかした小さな失敗の数々は、終わってみれば「あ〜楽しかった〜」と変換されています。「次はうまくやろう」と思うだけです。

 

まあ、本当は起業か何かで、この「挑戦→失敗→次はうまくやる」のステップを体験できれば一番良いのでしょうけども。ね。

 

 

3. 圧倒的な不安のあと、大きな安堵感を得られる

これ、2つめと似ているのですが、心の動き方はちょっと違うかもしれません。

わかりやすいのは、初めて降り立つ空港からホテルに向かうときです。

それが夕方以降だと、不安度数はなおさら高まります。

 

たいていの場合、空港からホテルまでは2つのステップを踏みます。

1. 空港から街の中心部まで公共の交通機関(バスや電車)で移動する

2. 予約したホテルへ、タクシーor 地下鉄 or 徒歩などで移動する

 

このうち1は、ほかの観光客と一緒に移動するので、さして不安はありません。

問題は2や!2なのじゃ!

 

ここでご紹介しますのは、わいの旅行史上、最大の不安&安堵を感じた例です。

時は2016年12月上旬のこと。

西安旅行の途中に、華山に行くことにしたのですよ。

切り立った崖で超有名な華山です。

いつものように事前に宿は予約していたので、高鉄(中国新幹線)華山駅からタクシーに乗り、運転手さんに宿の住所を見せたところ……

なんか様子がおかしい。ん? ん?(この時点で不安感がふわっと)

筆談の結果、判明しました!

予約した宿は安徽省黄山にあり、私が行ったのは陝西省華山なのです。

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運転手さんは、あくまでも私が黄山に行くつもりだと思ったらしく「没有高鉄(もう高速鉄道はないよ)」と書いてくれていますね……

さらには、ピンインまで振って、華山と黄山の違いを私にわからせようとしてくれていますね……本当にいい人で良かった……

 

で、私としてはこう言うしかない「宿に行きたい」(1行目)

運転手さん「わかった。大きなホテルと小さな宿、どっちがいい?」(2行目)

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もうね。このやり取りが終了した後も、不安で不安で仕方ないわけ。

見知らぬ土地で、外は真っ暗。予約した宿は、はるか遠い別の省。

運転手さんはいい人みたいだけど、果たしてどんな宿に連れていかれるのか?

50元(=約800円)の宿って安すぎじゃない?

と、もう宿に着くまで不安で不安で、不安MAX!!!

 

不安が高まりに高まってから着いたのが、家族経営の小さな宿で、オーナーさんが「どう見ても100%いい人」だった時には、もう…

安堵の嵐ですわ。

(ちなみに宿代は1泊120元)

 

宿のベッドに横たわった時には、異様な興奮状態で疲れているのに目はギンギン。

タクシーでのやり取りをツイートし、その反応を見たりしつつ、気が高ぶってなかなか寝付けなかったという…

いやあ、本当に、この件が12月の西安旅行でいちばん楽しかったなあ。

まじでまじで。

失敗によって生まれた圧倒的な不安→ それが解消された時のとてつもない安堵。

 

これ、本当に気持ちいいから!!!

 

 

つうわけで、何しに海外に行くのか、私なりにこの3つだと思いますという話。

 

次に行くのは初めてのアフリカ大陸、モロッコ。

行き慣れた中国、東南アジアよりはるか遠く。

漢字はおろか、英語もあまり通じないと聞く。

不安も大きいし失敗も色々やらかすだろうし、この3つに色濃く当てはまっちゃうね。

さすがに怖いよ。

 

でも、行ってくるわ。