2016年9月に行った福州〜アモイ〜福建土楼の旅の中から小ネタを。
福州から長距離バスに乗り、辿り着いた廈門(アモイ)のバスターミナル。
こういう時、いったん建物の外に出るとタクシーだか白タクだかわからんおっちゃんがわらわらと寄ってきて、声をかけられてしまう。
そこで気圧されてはいけない。
「ちょっと待った〜〜!!!ちょっと落ち着かせてくれ」
ってことで、とりあえずマクドナルドへ。
なんで、はるばる異国まで来てマックやねん。
って思うんだけど、そのターミナルには、ほかに軽くお茶できる店がなかったんよ。
でも、マックに入ってみて正解。なぜならば。
さすが福建省。マクドナルドのお茶のラインナップがコレですわ。
暖かいお茶は 4種類。
●ジャスミンティー
●烏龍茶
●鉄観音
え! 鉄観音=烏龍茶じゃないの?
って思いながら、頼んでみました烏龍茶。
↑ ↑ ↑ 中身が見えませんね。寄ります↓ ↓ ↓
こ、これ……わいの知ってる烏龍茶やない……
水色は、緑茶に近い。しかしながら……
マグカップを顔のそばに持ってきた途端に広がるこの芳香は、
(しばし嗅ぐ)
あああ〜 金木犀の匂いがする〜〜
さすがだよ。福建省。
マクドナルドでオーダーした烏龍茶から、金木犀の香りが漂ってきたよ。
しかも、ファストフードとは思えないほど惜しみない茶葉の量だよ。
こ、これが福建省の底力か……
ってわたし、マックでひとり唸ってましたよ。
地元の人にしたら、「は?それがどうかしましたか?」なんだろうけどね。
あまりに量が多くて飲みきれなかったのが、もったいない限りです。
もし保温ポットを持参していたら、飲み残しをお持ち帰りしたよね。
お湯を継ぎ足せば、あと1杯ぐらい出そうだしね。
《今回の学び》
たとえファストフードチェーンだとて、旅先で入ってみればその地域の特色が出ていて、あなどれない。